「どうしよう」と妹が呟く。
俺は妹を胸に抱きしめ「大丈夫だよ」と答える。
「私たちは兄妹だよ。双子だよ。こんな事したら…」
「ユキは俺が嫌いか?」
「そういう問題じゃ…」「そういう問題だよ」
妹が俺を見つめる。
「私、お兄ちゃんが…好き。本当はすごく好き。だから、早く
結婚して…結婚してしまおうって思ったの」
ああ、可愛い妹よ……もう、俺たちを裂くことなんて誰にもできやしない。
「写真を破ったのは…」「うん、無理して忘れようと思った…つらいけど」
妹は目に涙を溜めている。俺はその涙をキスで拭った。
「泣くなよ」「だって…」
俺は又、妹をベッドへ押し倒した。唇を吸ってから、
目、耳、鼻、にキス。首筋にキスして、胸の谷間に顔を埋めた。
「お兄ちゃん」と妹は囁くと、俺のモノを握り締めた。
「ユキ」妹の舌が俺のモノにまつわり付く。
「うッ」と俺。しごきながら舌を這わせる妹。
「ユキ、出ちゃう、イっちゃう…」
妹は俺を喉の奥まで飲み込んでくれた。腰を振る俺の意識は遠い。
俺のモノから容赦なく、精液が溢れ出す。飲みつくす妹。
でも、妹はまだ泣いている。
「ユキ、大丈夫か、無理しなくていいぞ」
「ううん、私、お兄ちゃんを愛しているから…お兄ちゃんを喜ばせたいくて」
俺のモノは再び頭をもたげ、膨張する。
「ユキ…」と俺は囁き、妹のアソコへ、俺のモノの先端を突っ込んだ。
「きて…」と目を潤ませて妹は言う。
俺はグイグイと中へ押し進んだ。シマリがいい。
俺は前後に激しく腰を揺さぶる。
唇を求める妹。Dキスと俺のモノで果てた妹。
俺のモノが萎え、するりと抜けても、二人は身体を重ね合わせていた。
――夜が明けた、朝日が薄っすら差し込んできた。