私は出口と彼を交互に見ながらも、なかば人波に押される形で電車を降りる。
「あっ!」
彼は、ふっと目を細める。『またね』
右手で小さくバイバイしてくれた。
プシューッ!
ガタンッ ガタンッ
私は、電車の箱が揺られて去っていくのを、ホームから見ていた。
翌日。
私は懲りずに、また同じ時間、同じ車両、同じ位置に乗った。
こうなると、もう、自分に非があるんじゃないかと思う。
でも。。。
「きゃっ!」
背後から腰に手を回される。身体が、背後の人に密着し、固定される。
「シーッ!」
耳元でささやかれる。くすぐったい。少し、首を回して犯人を見る。
彼だ!!!
彼は、後ろから、器用に、私の胸元のボタンを外していく。
『なにするの!』
彼の目はいたずらに微笑む『いいこと』
右の耳たぶを噛まれる。ゾクゾクッという快感が身体を駆け巡る。
第一、第二、第三、までボタンをはずされ、私の胸は谷間を見せた。
『ドキドキしている』
彼はフッと笑うと、右手を忍びこませてきた。
『あっ!』
ブラの形を中指でなぞっている。それから、胸の下から手で愛撫される。既にピンッと張った突起がばれる。 「ンッ!」