「じゃあもっともっと『ちゅう』していい?」
「もっともっとォ?」
「そうだよ。お兄ちゃんはメグの事いっぱいいっぱい好きだから、いっぱいいっぱい『ちゅう』したいんだ」
「ん。いーよ☆」
明るく笑うメグの口に再度口を近づける。
「目、つぶってみて?」
メグは無邪気に目をつぶって「こう?」と聞く。僕は「そうだよ」と言いながら、メグの瞼に口づけた。
「ひゃぁッ」
「メグの可愛い目、好き」
そして段々と下へ。
「小さな鼻も、ふっくらほっぺも、ピンクの唇も」
チュッチュッ
軽い音が部屋に響く。