願書のせいかな…お父さんは珍しく欲望に溺れた。
テレビを観ながらお茶を飲む間も、お父さんは私をあの目でじっと見つめ続けた。
さっき済んだばかりだから…と思っていたのに…
「…ミサキ…」
え?…
おもむろに…何の前触れもなく、ズボンを脱いで、ソファの私の顔の前に!
え?え?
戸惑う私の口に…
「ん!」
ああ!ものすごい大きさ… どうしちゃったんだろう…
「…ん…ん…」
(ぁぁ…ミサキ…)
ああ…お父さんが切なくうめく…
私は鼻で息継ぎしながら、ゆっくり首を前後に動かした…
(おとう…ふぁん…)
(あ…ミサキ…)
寂しいんだね…?
いつも抵抗するのに…今日の私は、自分で首を動かしてる…
チュバッ、ヂュ…チュバッ…
お父さんは血走った赤い目で、私を眺めている…
(ごめんね…お父さん)お父さんは首を横に振った。
「何言ってんだ…お父さんこそ…お前を…」今度は私が首を振った。
私はお父さんが気が済むようにしてあげたいと思った…
恥ずかしいけど…
「しても……ぃぃょ……」
パジャマのボタンを自分で外したのは初めて…
お父さんの目が…ぎらついてる…
ソファの裏から…ロープを…