「あ…ヤダこれ…『近親相姦』だって…」
「え?」
例の官能小説のサイト…
「キャハハ…母子相姦…引くウ…ありえないよね…」
美咲は画面をつぶさに見ている…
「…兄妹もあるよ…」
「…」
「…私の友達にも一人いたよ」
「え?兄貴とやっちゃったの?」
「うん…もう引っ越しちゃったけどね」
「へえ…」
「普通妹とエッチしたいとか、思う?」
あるよ…って言うか…最近いつも思ってる…「やっぱり異常だと思う?」
つい聞いてしまった…美咲がオレの顔を見に振り向いた。
「いや、お前の友達…」
ごまかせたかな…
「ああ…普通の子だったけどなぁ」
「ふぅん…」
いろいろ…聞いてみたいけど…
「でもさ…ちょっと興味はあるんだ。」
「近親相姦に…?」
「だって、お兄ちゃんとエッチするんだよ…どんな気持ちなんだろうって思わない?」
「…思う…」
「でしょ?」
「いろいろ聞いたんだろ?」
「あんまり話してくれなかった」
「やっぱりイヤなんだろうな…」
「でも毎日するって言ってたよ」
「へ?」
「そりゃあ一緒に住んでるんだから、そうなるんじゃないの?」