「帰ってたのか」
「ドーナツ食べる?」「ああ…下?」
「どっちでも。私達は食べちゃったから。持って来てあげようか?」
まだスカートのまま…
「美咲…」
「ん?」
無言で見つめると、部屋にゆっくり入って来た…ドアを静かに閉める…
「ドーナツより…」
オレは美咲を招いて足下に座らせた。
ズボンのチャックを下ろす…
美咲は素直に従った…「ん…ん…」
ああ…あたたかい…ぎこちないが…優しい美咲の唇…
「母さんに…言わなかっただろうな…」
「…うん…ん…ん…」
「内緒だぞ…ああ…上手だよ」
「…気持ちいい?…」「…うん…」
ちゅぶ…ちゅぶ…
椅子に座り直す間も美咲は唇を放さなかった…
(抵抗ないか…?)
髪を撫でながら聞く…
(…うん…チュバ…)
(どこで覚えた?)
(…レディコミ…)
ニヤッと照れ笑い…
ああ…従順な妹…
可憐な唇が…オレの求めに応えてこんなにヌラヌラ光っている…
(しよ…)
(あんまり長いとお母さんが…変に思うよ…)
ちょっと待ってて…と立ち上がった。
下で何やらおふくろと話をしている。
…遅いな…
オレどうしたんだろ…妹なのに…待ち遠しくて仕方ない…