私は今年30才になるバリバリのキャリアウーマン。
そこそこの容姿に文句のないお給料、仕事に不満はないし、彼氏に不自由した事もない‥ハズだった。
先月彼氏と別れるまでは。。
最近、朝目覚めると脱力感がひどい。
かといって、ダルいわけでもない。
どちらかというと、頭はすっきりしているのだ。
『まぁ、いっか。』
そんな調子で毎朝を過ごしている。いた。。
でも、こんな事になるなんて‥。
ある休日の朝、またあの脱力感で目が覚めた。
いつもと何かが違う‥。
「やっちゃった‥」
下半身の不快を覚え、そっと下着の中を指で拭ってみた。
『生理じゃない‥』
じゃ、いったいこれは?
愛液‥
なんで!?
気のせいだ。
自分に言い聞かせた。
しかし、休日特有の気持ちの良い寝ぼけ感が一気に飛び去る。
とにかくシャワーを浴びよう。
お風呂でシャワーに手を伸ばした瞬間‥
トロッ
それを指ですくって嗅いでみる。
SEXの時の匂い。
彼氏と別れて半年間、仕事も順調に忙しく自分を慰める事もなかった‥。
その匂いに導かれたのか、気付くと右手の中指でクリトリスを撫で回している。
トロッとしたものと、今出ている自分の愛液が混ざってヌルヌルしている。
「あっ‥」
思わず声が漏れる。
舌で舐め回される感じが蘇える‥イキそうになると、赤く充血したクリトリスから舌をずらされビラビラを吸われる‥
恋しい。。
中指が激しく動く。
「あっ!あ〜ぁ〜!」
ビクンッ!
体が仰け反るのと同時に、足の力が抜けお風呂場の床にへたり込んだ。
お湯と一緒にアソコから流れ出した液体が流れていく。
次の瞬間、私は携帯をかけていた。
何回か呼び出し音が鳴る。
プルルル‥
「もしもし」
「…!」
受話器ね向こうに、聞き慣れたあの声。
「もしもし?」
「…」
「‥りさ?」
「舐めて‥」
そう言った瞬間、我にかえった。
慌てて切る。
違うの!
お願い!
忘れて!
そんな都合の良い事を考えながら、時間だけは過ぎていく。
ピンポーン
『えっ?誰?』
玄関にそっと近づいた。
「俺だけど‥」
続く。