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うさこ  2007-03-31投稿
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 部屋に入ると、吸い寄せられるように、智佳史はベッドにダイブした。
 春日は、どうしていいか分からず、入り口から一歩も中に入れずにいた。
「何してんだよ?入って来いよ」
「あっ…ああ」
 春日は、ぎこちない動きで、中に入るとソファに腰掛けた。
「春日、まだ起きてんの?俺、寝るよ…」
「おやすみ」
(俺は、眠れそうにないよ…)
 こんな近くに、好きな人が無防備に眠ってて。
 もう、会えないかと思ってた。
 神様が、告白しろって与えてくれた機会なんだろうか?

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