「は、発情って何…!メス猫じゃあるまいし…」
「オスの猫を甘く見るなよ。メスが発情している時はすぐに分かる。お前は確かに発情してた。波長がたまたま合ったからここに呼べたんだ」
風音は真っ赤になった。
「ここは…どこ?」
「今は俺は猫じゃないし、お前も人間じゃない。すべての生き物が融け合えるところだ」
「…さっき言ってたチャンスって…何?」
「……風音が好き…だから」
風音の太股に手が触れた。風音はビクッとして思わずシクにつかまった。シクの手が風音のスカートの中へ入ってゆく。思わず振り切ろうとする風音の腹にシクが手を回して引き止めた。
「逃げないで」
心臓をドキドキさせている風音にシクが尋ねた。
「…怖い?俺猫だし…嫌?」
風音がうつむいて答えた。
「…そん…な事…ないよ…」
シクは風音の唇にキスをして、制服を脱がしていった。
「ん…んっ」
下着を脱がそうとする手に風音は足を閉じて抵抗しようとしたが、あっさり脱がされてしまった。しっかりグショグショになった2枚目のパンツを見られるのが恥ずかしかったのだが…。