バンッ!!
松沢 暁が俺を机に押さえ付けてきた。
「お前好きな奴がいるって本当か?」
……なんで知ってんだよ。
「…それがどうしたんだよ」
「っ!!!!誰だよ!誰のことが好きなんだよっっ!!」
押さえ付けてる手に力が入った。
「な、なんでそんなことお前に言わなきゃ………」
松沢が唇を重ねてきた。
「……!!!!!!!」
びっくりして声もでない。
「お前のことが好きだ。」
それだけ言うとまた
キスをしてきた。
今度はさっきよりも
ずっと深い。
……舌…が………
…「俺のことが好きって言えよ。」
「……何…言って……!!!!」
いつの間にかネクタイが外されてる!!
てか松沢の手が俺のボタンを全部外してる……!!
俺はとりあえず松沢を突き放そうとした。
が、すでに俺の手はネクタイでしっかり縛られてる。
松沢が少し微笑んだように見えた。
そして耳元で囁いた。
「俺のモノになれよ。
さつき。」