「…っん……ぁ…あ……や…め…っ!」
暁の手が俺の上で器用に動く。
「…さつき」
「はぁ……ぁっ…は…」
熱い。
暁の手が後ろに回った。
「ぁ!!!!!…つっ!!!」
ゆっくり俺の中に暁の指が入っていく。
「さつき……痛い…?」
「…ん…あ…ぃた…い」
指が動く。
「…は、あっっ……ん………あき…ら……」
…ズルッ…
「…入れるよ。」
「――つっ!!!―ぃっ……た」
「さつき、好きって言って」
「…あ、はぁ……」
「…さつき。…好きだ。」
「………ぁ…きら、はぁ……はぁ…」
「好きって言ってよ」
暁の舌が俺の口に入ってくる「……ん…ふ」
「スキ……だ……あきら」
そんな風に笑うなよ…
本当になるだろ……
暁がギュッと抱きしめてきた。
「皐は俺のモノだ。」
体が熱くて、頭はぼんやりする。
スッと俺の眼鏡を外した。
「やっぱり。皐は整った顔付きだよな。可愛い、可愛い。」
暁があんまりにも嬉しそうに笑うから、俺は恥ずかしくなった。