「ユキ、腹減ってないか?買い物行くか!」
「にゃあ(うん)!」
何を言っても猫言葉になるなぁ…でも、私だけに見せてくれる優しい笑顔…幸せ…それに片山くんの腕の中あったかい…眠くなりそう…
「あれ?寝ちゃった?」
ペット・ショップ
「(まずは首輪だな。こいつ白いからなんでも似合うな。…赤かな。うん、可愛いじゃん)」
一通り買い物を終え帰宅
そしてユキが目を覚ます。
…お腹空いたなぁ。
「ほらユキ、餌だぞ」
キャ…キャットフード…食べれるの?
「にゃ…ハグハグ…」
え、美味しい…さすが猫の体…
「うまいか?あ、そうだミルクも」
あ、牛乳だ…私牛乳嫌いなんだよね…まぁ飲んでみよう。
「ピチャピチャ」
お・おいしぃ〜っ!
「お、うまいか?そーかそーか」
と、突然、悠の部屋の戸があく。
「おい兄貴。さっきから何をブツブツ………!!猫だ!!」
「可愛いだろ。ユキって言うんだ」
「うっわ…良いなぁ…超可愛い…」
弟さん?可愛い顔。にしても、兄弟揃って猫好きなんだ。
「だっこして良い??」
「優しく扱えよ」
「よっ…と。うわ〜可愛いなぁ…」
ぎゃ!またこの抱き上げ方!!体が露になるからヤメテ!
「あ、女の子かぁ…猫でもさ、こーゆぅトコ感じるのかな(笑)」
えっ…ま、まさか…!