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眼鏡の日常 9

花ご  2007-09-29投稿
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「……早くしろよー」

「分かってるよ!静かに待っとけ。」

俺は目を閉じてる暁の唇に、そっと唇を重ねた。

「…………も、もういいだろ!!…早くネクタイ返せ!」
心臓が壊れそうなぐらい、鼓動が速い。

俺は恥ずかしさのあまり、暁から目をそらした。

……さっきから無言で暁が俺を見てる。
なんなんだ…!?


グイッ!

「うわっ!…………」

俺は暁に腕をつかまれた、そのまま引き寄せられて
今度は暁からディープキスをされた。


「……………ん………は、何するんだよ!?」

「…これぐらいしてくれないと。」

「そんなの出来るわけないだろ……………、ってお前何して…?!」

「皐のシャツをまくり上げてる。」

そのまま押し倒された。

「…つ、次の時間体育なんだろ!?…早く行かないと…遅れるし…あの、ほら…」

「どうでもいい。」

暁の舌が首筋を這うのが分かった。

「今は皐がいい。」

「何言ってるんだよ!………俺も次移動だ…しさ……

「……はぁ…。じゃあ、今日、皐の家行っていいなら、今は我慢する。」

「えっ…う、うん!分かった!……来ていいから、は…早く行こう。」

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