「どけろよ!」
俺は、虎太郎を睨みつける。
ドキッ…
俺を見下ろす虎太郎の顔が、悲しそうで…。
傷付いて、被害者なのは俺のほうだぞ。
「好きな人?誰だよ?」
俺を押さえつけたまま、虎太郎が聞いて来る。
「虎太郎に、言う必要ないだろ?あっ…!」
「言わないと、ずっとここだけ攻めるけど?」
俺のシャツを捲りあげて虎太郎は、胸の突起物を指で摘んだ。
「うっ…あぁ…ん…」
虎太郎は、俺の胸の突起物を、指で転がしたり、舌でつついたり…。
「やめっ…あふっ…」
虎太郎は、チロチロと俺の胸を舐め続ける。
胸の突起は、紅く充血していて、痛いくらいに勃っている。
俺の下半身は、触れられてもいないのに、うずき出した。
俺は、無意識に下半身を虎太郎の腰に擦り付けた。「あぁ!やぁっ…」
虎太郎が、指で俺自身を弾いた。
「イキたいの?触って欲しかったら、白状して…」
俺は、首を横に振る。
「じゃあ、胸舐めるだけでイってみる?」
虎太郎は、笑いながら、俺の胸の突起物をひたすらなぶり続けた。
「あっ…はぁんっ…」
決して、俺自身には触れない。
イけないもどかしさに、俺の理性が吹っ飛んだ。
「お願っ…こたろ…」
俺は、虎太郎に向かって腰をつき出した。
「触ってぇ…」
「好きな人って?」
「いない…虎太郎だけ…」 俺は、虎太郎にしがみついた。
そのまま、虎太郎自身に俺自身を数回擦り付けると果てた。