キシ!キシ!キシ!
私は口を必死で押さえた。
容赦なく刺してくるお兄ちゃん!
息を殺したセックス…激しい息遣いだけがキッチンに響いてる…
(は!ダメ!イク…イッちゃう!)
なんで?私、もうイキそう!早過ぎる!
(ハンン!)
こらえた声がどうしても漏れた!
硬直した私…
お兄ちゃんは動きを緩めた…
(どうした?もうイッたのか?)
フラフラした…
(ゴメン…)
(いいんだよ…嬉しい…)
改めて向き直ったら、久々のキス…
ああ…すごい罪悪感…
前は、私のものだと思ってたお兄ちゃん…
でも、今は逆…
お義姉さんに悪い…
悪いのに…こんなに強く、熱く抱き合ってる…
お兄ちゃんは、カーテンを閉めた。
押し入れから、敷き布団を出すのを、私は少し震えながら見ていた。
こんな昼間から…
薄暗くなった部屋に敷かれた布団…
あまりにも生々しい…お兄ちゃんは服を脱いで、トランクス一枚になった。
露骨なシチュエーションに戸惑って棒立ちしている私…
お兄ちゃんはくるっとこっちを向いた。
立ったまま…見つめ合う私とお兄ちゃん…