キーンコーンカーンコーン…
俺は寝坊して、遅刻覚悟でゆっくり学校に向かっていた…
すると、目の前に見覚えのある女子が歩いていた…
その女子は…雪だった。
俺は雪を久しぶりに見た気がした…
そして、思い切って声をかけてみる事にした…
『…ゅ…雪!』
雪は後ろに振り向いた…
『…ぁ…悠…君?』
俺は久しぶりに雪に名前を呼ばれてドキッとした…
『今日…どうしたの?雪にしては珍しいよな…。』
雪はしばらく黙って、口を開いた…
『…きょ、今日は…体調が悪くて…悠君は寝坊?』
そう言うと、雪は俺の隣に来て、一緒に歩きだした…
『あぁ、寝坊したんだよねぇ〜笑…まぁ、いつもの事なんだけどさ。笑』
学校に着くまで、雪としばらく久しぶりにしゃべった。