気が付くと、先生が隣で、私の頭を撫でていた…
先生は私に微笑んでいた…
『先生…ごめんね…』
私は先生の優しさが痛い程分かった…
『何で誤るの?…楓は悪くないよ……ずっと俺の傍に居ろよ?』
先生はやっぱり大人だ…
もっと好きになってしまう
格好良い…
『楓…左手見てみろよ…』
私は先生の言われた通りに自分の左手を見た…
すると…
左手の薬指に、キラキラ輝く、ダイヤの指輪があった…
『…せ‥先生?これ…』
私はびっくりした…
『ずっと俺の傍に居てほしい……楓じゃないとダメなんだ……結婚しよう。』
先生は私の目を真剣に見つめていた…
私は突然のプロポーズに戸惑った…
でも、嬉しい気持ちが心の底から溢れてきた…
『返事は?柚木 楓……』
先生は先生のように言った…
『はい。先生…』
私は嬉しくて嬉しくてしょうがなかった…
そして、また先生と私は、お互いを愛し合った…
左手に指輪を輝かせながら…