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それでも愛したい 19

 2008-03-02投稿
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「スズ姉…。どうした?」

パジャマを抑えながらベッドに入り込むと、涼にバレないよう反対を向いて涼香は寝た。

「うん、トイレ」

涼はこちらを見ているのだろうか。
下着を付けていないことがバレたら終わりだ。
説明出来ない。

「そうか…」

涼の声かやけに男らしく聞こえる。
意識してしまう。

自分が何も着ていない錯覚に陥る。

下半身が疼く。

涼のモノが欲しくなる。

「涼……?」

「ん?」

「……………なんでもない」

「どうした?」

「なんでもないよ」

背後の気配が近づく。

涼の腕が体を優しく包んだ。

「大丈夫か」

とても心地よいがバレそうになるのが怖くなった。
涼を離さなければ。

「もう………寝よ?」

「俺、眠れない」

「子供みたいなこと…言わないで」

涼の足がふくらはぎに当たる。それだけで下半身に意識がいく。

「ダメ」

「え?」

「お願い、寝よ」

「あ……ごめん」

涼は離れて、しばらくして反対を向いた。

涼香は自分の割れ目を指でいじりながら声を殺してイった。

「ん……………!」

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