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残酷グルム童話

小猫  2008-07-21投稿
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‡雪の女王1‡
ナリーは、町の広場にお金を集めに来た。今日は、あいにくの雪だった。
兄のダリーは、熱のため、家で寝込んでいた。
両親が病気のため、他界してしまい、兄と妹の二人暮らしだった。
「あの、お恵みを…。」
身なりの良い男爵に、声をかけた。
「そんな金はない!」私は、手を払いのけられた。
この町の人々は、冷たい。人々から見れば、私は図々しく見えていただろう。
「そこの、お嬢さん…。」
突然現れた美しい女性に、目がチカチカした。
「はい、なんでしょう?」
その女性は、缶にお金を入れた。
「こんなに!ありがとうございます!」「いいのよ、ところでお嬢さんに兄がいるかい?」
不思議な質問に、私は戸惑いながら、答えた。
「はい…、います。」
「そうか、じゃ、また逢おう。」
そう行って、女の人は去っていった。
私は首を傾げた。
その頃、兄は布団で苦しんでいた。
その時、冷たい風が窓から入って来た。余りの寒さに、目を開けた。
目の前に立っていたのは、美しい女性だった。
「誰?」
ダリーは、女性の手を握る。
冷たい…。
死人のように冷たかった。
「私の名は、雪の女王、お前の病を治してやろう…。」
そう言うと、ダリーのおでこに手をかざした。
「あれ?だるいのが、消えた!」
雪の女王は、微笑み、言った。
「お前、私の城に来ないか?」
「でも、妹が…。」「大丈夫、手下に迎えに来させるわ。」そう言うと、ダリーを連れて、ソリに乗り、城に向かった。
しばらくすると、ナリーが家に帰宅した。「ただいま!ダリー、今日はいい知らせが…。」
からっぽの家に一人、白い服の男が座っていた。
「お迎えに参りました。」

ギシ…
「うっ、あっ!くっ…。」
「さすが、若い男はいいな、ココが立派だ…。」
女王は、ダリーをいたぶっていた。
ダリーのモノを、白い手でしごく。
「うっ、うぁ!くっ、やめ…。」

コンコン…
「女王様、妹のナリー様が到着しました。」
ダリーは、目を疑った。
「よせ!ナリーに、何する気だ!」
「お前に犯させるんだよ…。」
女王は、微笑むと、手を動かした。
「くぁっ!つぅ!」ガチャ…
ナリーは、ドアを開けた。
「くぁっく!ナリー!見るんじゃない!」
ナリーは、目の前の様子に動揺した。
「お兄ちゃん?…。」
「あっ、うぁ!ナリー、見るな!」
女王は、ナリーに近ずいた。
ナリーを抱き上げ、ダリーの前に連れて来た。

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