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赤い彗星22

うさこ  2008-08-15投稿
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「はぁぁ…ん!」
 抱き締められると同時に、俺が一番感じる所を、突いて来た。
「イく!!もっ…だめぇ…」 俺は、白濁の精を、撒き散らす。
「あっ…あぁぁんっ!」
 後ろが、キュッと締まるのを感じた。
「くっ…す…い…」
 それと同時に、虎太郎が呻いて、俺に熱い飛沫を注ぎ込んだ。
 俺の意識が、遠退いて行く。
「間違いだったのかな…お前引き取ったこと…」
 虎太郎は、俺が意識を失ったのを見届けたつもりだったんだろうけど。
 ちゃんと、聞こえてたよ。
「どういう意味?」って、聞こうとしたけど。
 体が、言うこと聞かなかった。
 度重なる射精で、疲れた俺の意識は、深い深い眠りの世界へと、引きずり込まれた…。


‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡

 気が付くと、見慣れた天井が目に入った。
 虎太郎の部屋。
「気が付いた?」
 虎太郎の、腕枕。
「うん」
「ごめん」
 虎太郎が、俺を抱き締めて、背中を撫でる。
 パジャマ越しだけど。
 与えられた刺激によって、俺の体は敏感になってて、背中を撫でられる事さえ快感につながった。
 ザワ…
 鳥肌がたって…。
「あっ…」
 密着した体の間。
 俺自身が、息づいてるのに、気が付いた。

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