エリは私達を居間に案内するとキッチンへと向かった
「何かいい匂いがする」
「お腹空いてるよね?鍋作ったよ〜!しかもイタリアン風でトマト味〜!!」
「わぁい☆早く食べよッ!」
お酒も揃ったことで1人ずつ缶を手にする
「じゃあ何に乾杯?」
「なみが決めて」エリが言う
「うーん…じゃあ、ご主人様に☆」
「「「カンパーイ!!!」」」
一口二口とお酒をグイグイ飲んでいく
「ぷはぁ!ハハハそれ最高!」エリにつられて2人も大笑いする
「おッ、リサ飲むねぇ〜お酒の味はどう?」
「うーん、まぁまぁかな。でもイケる」
「お〜大人の仲間入りだね」
「エリこっちもイケる!うまーぃ!」
お酒のペースも進み話題は私の悩み事へ
「彼女は浮気してるんだ?」
「うん、何か携帯の電池パックにプリクラがあってさ、それに相手の声も聞いた事あるの」
うんうんと2人は私の話を聞いていく
「ハルナがお風呂に入ってる時ね、電話がかかってきて…。。。
「はぃ もしもし?」
「ハルナ?俺、マキのせいでさぁ残業なったんだ、だからさ後1時間まてるか?」
「あの、すみませんハルナ今お風呂に入ってて…出たら伝えますけど」
「あぁ〜ハルナの友達?じゃあ今言ったの伝えてもらえる?よろしく!」
ツ-ツ-ツ-
まぁこんな感じ…」
「誰かは聞かなかったの!?」
「うん…。これってやっぱ浮気だょね?ハルナに聞いてもさ、仕事の付き合いだから何もないよって言うだけだし」
「それ絶対浮気してるよ、ちゃんと話つけたほうがいいんじゃない?なみはツラくないの?」
「もぅよく分かんないや、ツラいとか、ハルナを愛してるかとか」
「それどういう事?1年も付き合ってるから飽きちゃったとか?」リサ聞き返す
「私さ、ハルナの前に付き合ってた人がいたんだ、その人が私の初恋の人なの。まだ忘れられなくて、その事でよくケンカしてたのね、だからハルナもツラかったんだと思う…」
「その人とは何で別れたの?」
「付き合ったキッカケは私が無理やり押し倒しちゃって;最低な女だったんだけど‥。」苦笑いをする私
「ワイルドやね、なみちゃん」うんうんとリサも納得している