指先が…裕之の形をなぞる…
どうしようもなく尖ってしまったもの…その先端に、くすぐったいような焦れったさが襲う…
涼子は恐ろしかった。
これ以上…彼を触ってはいけない…それはとっくにわかっている…でも…もう…遅い…
神にさえ、悟られたくない恐ろしい感情が…
ズボンのチャックを指先で摘んで…ゆっくりと…
その行為はあまりにも危険だ…
封印を自ら解いてしまった…制御する力は…もうない…
惚れ惚れするほど逞しく熱い塊…
もうくびれまでヨダレを垂れ流して、愛撫を待望んでいた我が子の性器…
それが…今涼子の手の中にある…
信じられないことだった。
つかみ所がないほどぬめった我が子自身を、柔らかく包んでゆっくりと上下する…
(…ッフッ…)
恍惚のため息…
切なく潤んだ瞳が、母に甘える。
涼子はときめきが止まらなくなった。
シャツをまくり上げて…裕之の乳首を舐めた…
(ハ…ア…母…さぁん!)
裏返る声に、涼子は激しい興奮を覚えた!
(可愛い子…可愛い子…)
胸に息子の顔を抱え込む!