(あれは…間違いだったのよ…ハアハア…分かるでしょ)
(そんな…ハアハア…)
(ごめんね…ごめんね…だから、ね?…もうやめよ…ね?)
そうは言っても…今だって…引き返せるかどうか…涼子にも自信がない。
(こんなに…濡れてるじゃない…)
グビュウ…グビュウ…
(違…う…さ、抜いて…)
孝行とのセックスは…リセットしたかったから…
忌まわしい出来事を忘れてしまいたかった!
夫を愛してる…
そこに微塵もウソはない…
なのに…息子との行為は次元の違うときめきがあった…
深みにハマるのは…怖い…
これ以上は…危険過ぎる
(イヤだ…イヤだ…)
グチュ…グビュ…グビュ…
(わかって…ね?ハアハア…裕之)
甘い…強烈に甘くて熱いものが下腹部から胸に込み上げてくる…
裕之も欲望を必死で抑えている。
強引に貫いてはみたものの、やはり母親だ。
裕之は涼子の許しを得たがっている…
切ない目は泣き出しそうに潤んで、涼子を見つめている…
可哀相なぐらい張り詰めた彼の性器は、遠慮がちに、ゆっくり入ったり出たりしている…
その動きが、かえって涼子の胸を締め付ける…