指が肛門から入ってくるのではないかと言う不安と、未知の快感が真弓を戸惑わせる。
立っていられなくなり、膝がガクガク震えた。
(可愛いね…お父さん、今夜はオマエを思いながら、自分で慰めるよ)
トロンとした目の真弓…
(お母さんと…しないの?)
(母さんは今できないからね)
真弓は父親の足元にしゃがんだ。
あどけない瞳が父親を見つめる。
孝行は急に目を血走らせて、性器を取り出した!
そして、娘の頭を掴んで…
(ん…ん…)
愛しい娘を道具のように…
花びらみたいな唇の中に、父親は欲望の塊を突っ込んだ!
(ああ…真弓…可愛い娘…)
娘の頭に腰を狂ったようにぶつける父親…
涼子は風呂の着替えを用意するために寝室に上がった。
カチャ…
「…?」
トイレから夫と娘が出て来た。
ギョッとした孝行。
「どうかしたの?」
「あ、いや、真弓が吐き気がしたらしい。」
真弓は唇を拭っていた。
「あら…」
何か釈然としない状況だが、涼子は疑うことなく娘を気遣った。
「大丈夫?」
(うん…)