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潤沢な愛‐19

ピューマ  2009-06-12投稿
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少年と少女が暮らすアパートからは離れた場所。
あの廃工場には、未だ男たちの笑い声、怒声が聞こえていた。

そして、笑子の喘ぎ、泣き叫ぶ声も。

「あん…!ぁぁああ!!いやぁああ!!ナカに出さないで!!」

「まだ言ってんのか…よ!!ぁあ!」

「ぅああぁあ!!んん…!!ぁ…ぅ…」

笑子の膣から太ももの内側を伝い、止め処もなく膣内射精された精子が流れ出ていた。
笑子の足下には精液の水溜まりが出来ていた。

笑子は裸体のまま男たちが持って来たパンにかじりついた。

「今日は午後からサラリーマン50人程度だ。いつもより全然少ねぇな〜良かったじゃねぇか?」

笑子は笑った。
涙が止まらず流れ続けているのは、
『あの日』からだ。



同日夜11時。

「笑子ちゃん…!!ホラ、おじさんのペニス気持ち良いだろ〜!?えぇ!?」

「ぁあ………最…高で…す!ぁあ!」

男は笑子の中に射精した。

笑子はぐったりと体を地面に横たえた。

「ぁ………!ぁ…………」

微かに笑子は満足気に帰っていく男を見た。
次の瞬間には笑子の意識は無くなっていた。





少女は突然の悪寒で目が覚めた。
全く心当たりのない不安がよぎる。

「どうした?」

「うん。なんか、ヘンな感じで…」

少年も横になり少女と目を合わせる。

「なんだろ、誰かに起こされたみたいな、不思議な感覚」

少女は少年にくっついた。

「幽霊って事?ハハハ。今まで出なかったんだから、今さら出ないよ」

「幽霊じゃないの。どう言えばいいのかな…誰かの声が聞こえて」

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