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輪廻  2009-07-11投稿
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「せ……先生、今日は体調が……っ…悪いから…じ、自習に……自習……に…します…」

利葉は明らかに両脚を擦らせ、身悶えていた。

女子が保健室まで付き添うと言ったが、
苦し紛れの笑顔で誤魔化した。



教室を出て、利葉は屋上に向かった。

焦るように、黒いスカートから伸びるスラッとした長い脚の、さらに奥を弄った。
太いバイブが、糸を引いてゆっくり出てきた。

「っぁぁあ……ぁぁああ……あああ…あ!!」

バイブは長く、利葉は意を決し、一気に抜いた。

「っはぁあぁあ!!……ああ!あ!」

なんとか引き抜いたバイブの電源を止め、座り込む。

「あの人は、何が目的なの…!!」


すると、不意に校内放送が入った。


「そんな…ここまでしてる…ふぁん!ここまで…ひぁ…ぁ…!」

利葉の声。
長政に体を差し出した時の喘ぎ声だった。

「私は、どんな事でもするわ。クラスに馴染めるように」

音声が上手く合成され、利葉が喋っているように聞こえた。

「そんな…!!何この声!?」

「どんな事でもする。」

利葉は直ぐに放送室に向かった。

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