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魔女【3】

CORO  2009-07-19投稿
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その日からあたしは、セックスの妄想に取り憑かれた。

あたしにも、あんなふうにしてほしい…。

「千絵!いいよっ!」って、
あたしの名前を呼びながら、気持ちよくなってほしい。

あたしは、自分の中に、そっと指を入れてみた。

クリトリスを触って、
ぬるぬるのジュースがいっぱい出てから、ゆっくりと…

中指が第二関節くらいまで入った。でもそれが限界。

ダメだよ。
こんなんじゃ、パパのおっきなおちんちんは、入らない。

あたし、ちょっと悔しくなった。


年が明けて、1月の第二土曜日。
ママは従姉のマリちゃんの成人式で、実家に行くことになった。
「二、三日、ゆっくりしてくるわ。千絵と二人で、お留守番よろしくね」
そう言って、
ママは出かけていった。

やった!
これで、パパと二人きりになれる。

夕食のあと、あたしはパパをお風呂に誘う。

「パパ。久しぶりに一緒に入ろうよ」

「そうだな。どれくらいおっぱい膨らんだか、パパが見てあげよう」
パパは相好を崩した。

その日のパパは、いつもとは違ってた。

二人でお風呂場に行って、あたしは先にまる裸になった。

パパは、あたしの様子を、目を細めて眺めている。

「千絵はだんだん、女らしい身体になってくるなあ。
おっぱいも、この前より膨らんできたし、お尻も丸くなった」

あたしは、パパに観察されるのが恥ずかしくなって、先に浴室に入った。

「ねえ、パパも早くう。一緒に入ろうよ。あたし、洗ってあげる」
「ああ。入ろう。千絵、風邪を引くから、お湯に浸かってなさい。すぐに行くから」

あたしが、湯舟に浸かって待ってると、パパはタオルで前を隠しながら、入って来た。

いつもなら、堂々として、隠さずに入って来るのに…。

「千絵、ちょっと詰めて」
パパが言う。

あたしが湯舟の端っこに寄ると、パパはかけ湯もしないで、隣に滑り込んできた。

湯舟に入ると、前はそのままあたしを膝に乗せて、抱っこしてくれた。

だけど、今日はじっとしたままだ。

少し悲しくなりかけて、
あたしはふと思い当たった。

パパのおちんちん、この前ママとエッチしてた時みたいになってるんじゃないか、って。

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