パパはあたしをバスタオルで包んで、
お姫様抱っこで寝室に連れて行った。
ベッドにそっと寝かせる。
ママの匂いが、あたしを包み込む。
あたし、ちょっと罪悪感…。
ママ…、ごめんね。
でも、あたしもパパが好きなの…。
ママに負けないくらい…。
パパの手が、あたしのバスタオルを剥いていく。
クレープの包み紙を剥くみたいに…。
そう…、
あたしは、甘い甘いクレープだよ…。
早く食べてほしいの…。
パパの身体が、あたしに覆いかぶさる。
肘をついて、あたしが潰れてしまわないように自分の身体を支えて、
髪を梳いてくれる。
じっと見つめて、耳元で囁いた。
「千絵…、可愛いよ」
あたし、胸がキュンとなった。
いつも可愛いって、パパは言うけど、それは笑いながら…。
ムスメとして、可愛いっていう、父親のとしての感情。
でも、今は違う。
ひとりの女の子として、あたしを見てる。
だって、太腿に触れてるパパのおちんちん…、
ずっと硬いままだもの。
パパの顔が近づいて、唇が重なる。
舌が、あたしの唇をノックする。
千絵、お口を開けて…。
唇の力を緩めると、パパの舌がそっと侵入してくる。
微かなタバコの匂い…。
パパの匂いだ。
パパの舌があたしの舌を絡め取る。
ぬるっ、とした感触が、なんだか気持ちいい。
身体が蕩けそう…。
パパの唇が、首筋から鎖骨に沿って唇は進む。
あたしの細い肩で止まると、チュッ、と音を立てる。
「あんっ!パパ…」
あたしの全身に、鳥肌が立つ。
パパの唇は胸の小山を昇り、頂上のピンクの乳首を吸う。
「ああんっ!パパ…。あたし…、もう…」
切ないほど、気持ちがいいの。
パパの手が、あたしのワレメちゃんに触れる。
ぬるぬるになってるの、自分でもわかる。
パパが、指を動かす度に、びちゃびちゃってイヤらしい音がする。
パパがあたしを見上げて、訊ねる。
「千絵、気持ちいいの?」
パパったら、そんなこときかないで…。
わかってるくせに…。
でもあたし、正直に頷いた。
「……うん。すごく、いい…」