智子の住むマンションまでの、わすか10分の道のりの、なんと長かった事か…。
余りにも大量の精を吐き出して、黒の学生ズボンの前がシミになっている。
大柄な智子の、斜め後ろに隠れるようにして、僕はマンションに向かった。
智子が鍵を開けて、先に入る。
「どうぞ」
「おっ、おじゃまします」
僕が奥に向かって声をかけると、智子がコロコロと笑った。
「馬鹿ねえ!誰もいないわよ」
それもそうだ。
親がいたら、ズボンの前を汚した男なんて連れて来られない。
玄関に鍵を掛けて、智子が言う。
「さあ、脱いで。シミが取れなくなっちゃうよ」
「えっ?ここで?」
「そうよ。そのために来たんでしょ?」
「そりゃ、そうだけど」
「脱がしてあげようか?アハッ!」
智子がまた、笑った。
「いっ、いいよ。自分で脱ぐから。あっちへ行ってろよ」
「ハイハイ。脱いだらリビングに来てね」
智子が扉の向こうに消えるのを待って、僕は下半身裸になった。
しかし、代わりに着るものがない!
焦っていると、リビングの扉が開いて、智子が現れた。
「と、智子!」
僕は声を上げた。
智子は、生まれたままの姿だった。
充分に女に成り切った乳房も、逆三角型に生え揃った、薄めの恥毛も、隠そうともしない。
「二人とも裸だったら、恥ずかしくないでしょ?」
僕は、ケモノになった。
背伸びをして、背の高い智子の唇を奪う。
今度は、自分から舌を挿し入れ、智子ね口の中を凌辱する。
左手を智子の首に廻し、右手で生の乳房を揉みしだく。
ペニスは、もう痛いくらいに硬直している。
智子の息が、荒くなってきた。
「アソコ、触って…」
智子が求めてきた。
彼女の手は、既に僕のモノを掴んでいた。
僕は、クレバスに手を伸ばした。
初めて触れる秘密の谷間は、熱く湿っていた。
訳もわからず、裂け目を指で掻き回すと、ピチャピチャと淫靡な音を立てる。
後から後から、粘液が溢れてきて、智子のむっちりとした太腿を伝う。
「ああっ!CORO!あたし、もうダメ。ベッドに行こうよ」
智子が僕の手を引いて、寝室に誘った。