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魔女【26】

CORO  2009-08-02投稿
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佐倉の手が、
あたしの着ているものを剥いていく。


Tシャツを脱がせ、ブラを外すと、

自分も合わせて、上半身裸になった。


服の上からはわからなかったけど、
鍛え上げられた筋肉質な身体。


スラックスも脱いで、
トランクスだけになった。

あたしの上に重なり、
じっと目を見つめる。


あたしは目を閉じて、少し唇を突き出す。


佐倉はキスをしながら、

あたしのジーンズに手をかけた。


あたしは、少しお尻を浮かせて、佐倉に協力する。

あたしの身体から、
全ての布切れが剥がされた。

佐倉が熱い視線で見つめる。


「千絵ちゃん…。すごく、可愛いよ」


右の掌が乳房からお腹を伝い、
薄い恥毛を撫でる。


太腿を割り、
クレバスの中に指先が侵入してくる。


溝に沿って撫でられて、あたしの全身が粟立つ。


あたし、

溶けてしまう…。


乳首を吸われ、

指でクリトリスを刺激されただけで、

たちまち昇り詰めそうになった。


「ああっ!佐倉さん…。すごくいい!気持ち…いいよぅ!」


佐倉の指の動きに合わせて、

ぴちゃ…、ぴちゃ…、ぴちゃ…、

って、
恥ずかしい音が、聞こえる。

「ヤダ、恥ずかしい…」

あたしは甘えた声で訴えた。


「欲しくなった?」


佐倉が訊ねた。


「イヤっ!そんなこと…」


あたしは顔を背ける。


「じゃあ、やめちゃおうか?」


「もうっ!いじわるなんだから…」


「じゃあ、どうして欲しいの?
ハッキリ言って…」


あたしは、おねだりをする。


「入れて…、欲しいの」


「わからないなぁ…。
何を、入れて欲しいの?
はっきり答えて」


「千絵の…、」


あたし、すごく恥ずかしくて、口ごもってしまった。


どうして?

達夫の時には、ポーズだけで、
抵抗なんて、感じなかったのに…。


佐倉さんだと、なんでこんなに恥ずかしいんだろ??


でも、言わなきゃ。

でないと、

あたしが欲しいもの、

入れてもらえない…。

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