助手席に転がり込み、肩で息をする聡子に、
私は訊ねる。
「どうだった?久しぶりに運動して…」
「あ、あんまりですわ、玲子様。
他の事なら、何だって堪えます。
でも、こればかりは…。わたし、本当に死んでしまいます」
恨めしげに訴える聡子。
「だろうね…」
私は冷たくあしらって、車を発進させた。
聡子の自宅への道をドライブしながら、
私は考える。
なかなかいいキャラクターの聡子に、
もっと屈辱を与える方法は無いものか…。
仮にも聡子は、年商10億を叩き出す会社のオーナー社長。
万が一、この隠れた楽しみが、
マスコミにでも知られたら、
社会的に抹殺されかねない。
つまり私は、
大事な金主を失う結果になる。
残念だけど、露出はこのくらいが限界か…。
結論など出ないまま、
ベンツは聡子の自宅に到着した。
豪邸とまではいかないが、地上三階建ての立派な邸宅だ。
普段は、
お手伝いとして雇っている老夫婦が迎えに出て来るのだが、
プレイの日は、休暇を与えている。
私たちは、無人の邸宅の三階に昇っていく。
そこは、聡子の寝室と執務室。
寝室に入った聡子は、
すでに危ない目付きになっている。
「玲子様、淋しかったですわ」
甘えた口調で擦り寄ってくる聡子を、
私は力任せに蹴飛ばした。
どぉん!
と派手な音を立てて、聡子が床に転がった。
うーんっ!
唸り声を上げて蠢く足元の肉塊を、
私は靴のまま蹴飛ばす。
Fカップの巨大な乳房を、
贅肉をたっぷり蓄えた腹を、
肉の垂れ下がった臀部を、
私はめちゃくちゃに蹴り飛ばす。
肉を打つ音と、
聡子の悲鳴が、室内に充満した。