一学期が終わり、夏休みが始まった。
俺はダチん家で飲んでたけど、結局終電で帰ることにした。
「…………」
朝と違って、ガラガラの車内。
俺が電車に乗って、次の駅に停まったとき。
驚いた。
あの時の、彼女が乗車してきた―――――。
「………………。」
座った席は、ドアに近い端。
俺は目を逸らさず、彼女を見る。
彼女は視線に気付いていた。
だから呟く。
「こんな遅くまで、デート?」
「…………」
彼女は首を振った。
「女子高生が、制服で遅くまで遊ぶと危ないよ。」
「…帰りたくないの。」
「…………。」
つまり、今は帰りじゃないのか。
相変わらず、綺麗な顔だ。
性格はクール、といったところか。
「俺ンち、―――――――来る?」
彼女は頷いた。
俺は躊躇うことなく、彼女の手を引いた。
「名前は?」
「……亜也。」
「俺は柊。」
家に着くと、亜也をベットに押し倒してキスをした。
何度も。
何度も。
激しく、優しく、キスを交わした。
彼女は全て、受け入れていた。
理性など何処かへ消えた。
制服のボタンを外し、白い胸元に赤い痕を残した。
乳首を触り、きつくつまむ。
舌で濡らして、吸い付くように噛んだ。
「ア……ッ」
可愛い声が漏れる。
俺は笑って、また唇にキスをした。
「もっと、声聴きたい。」
そう言うと、初めて彼女が顔を赤らめた。
痴漢ゲームの時は見れなかった、恥ずかしがる愛らしい表情。
「亜也……」
俺はショーツを脱がせて、足を開かせた。
既に酷く濡れた場所へ、指を差し込む。
グチュンと音をたてて、わざと彼女へ聞かせた。
「ゃぁあん……ッ、柊くん、ゃ、ぁあ……っ」
「柊でいい。」
「柊……!!ぅ…ンぁ…ッあア……」
「イキそう?」
「……ッわかん、ない…っ…」
「可愛い……」
Gスポットを何度も攻めたら、亜也は大量の潮を吹いた。
シーツはぐっしょり濡れた。
彼女も驚いていた。
「ごめんなさい…」
「いいよ。…それより、続き。」