プリクラはちょっと気恥ずかしいけど、彼がはしゃぐので一緒に撮った。
それから専門店行ったり、食事したり、CD見たり…
素直に楽しいと思った…
公園でまたベンチに座ってるアタシ達。
(行く…?)
アタシは恥ずかしかったけど切り出した。
「え?」
(あ…一応プレイだし…)
「あ…ああ…そうだね」
アタシから言い出すのはやっぱマズかったかな。
「あ、気が進まなかったら全然OKなのよ」
伸二はアタシの手を握って、指先を熱く絡ませる…
甘い気持ちになって、急に下半身が熱くなった。
「このまま…プラトニックで終わる?…」
うつむいてるアタシを見つめてる…
指先がアタシの指の間をイジイジと擦ってる…
素直になろう。
(…え…嫌だ…)
(…したい…?…)
なんて質問するんだろ…そんなの答えられる訳…
(イジワル…)
伸二が立ち上がった。
(行こう!もう我慢できない。麻緒可愛い過ぎだよ)
アタシは伸二にくっついて歩いた。手もギュッと握ったまま、一生懸命足早の彼に着いて歩いた。