[PR]
i-mobile

あなただけに(アヤ編)8

ザクロ  2009-12-05投稿
閲覧数[2501] 良い投票[0] 悪い投票[0]

課長から、彼の昇進について相談があった。アタシは迷わず係長に推した。
「しかし、それだと君の上になるよ?」
「構いません」
だって、頑張ってるもん!

課長は一旦アタシの意向を受け取って検討すると言ってくれた。

もうすぐ彼のバースデー。いいプレゼントにもなる。
でも、最近忙しい日が続いて、まともに会えていない。淋しい…
『明日、会いたいな』
無性に彼が欲しくて、アタシはメールした。
すぐに了解の返事をもらって、アタシはウキウキしてしまった。
珍しくスカートを履いて、胸も強調して、できるだけ女の子らしくして出社した。
それがいけなかったのだろうか…
アタシはその日信じられないミスをした。
「どうしたんだ、田丸君、こんなミスして!」
「すみません!」
ミスを取り返すために雄也にも迷惑をかけた。
事態が落ち着いたのは夕方6時頃。それから本業に戻ったから、結局10時を過ぎたのにまだオフィスにいる。

スカート…せっかく…

悲しくて、泣けてきた…

「主任…?」

「…西岡君…今日は…ゴメンネ…」

恥ずかしいけどいい歳してベソかいてるアタシ。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ザクロ 」の官能小説

もっと見る

恋愛の新着官能小説

もっと見る

[PR]
i-mobile
オススメ広告


▲ページトップ