「先生、可愛い…。」
美月は少し笑って、倉真がさらに力を込めたことに対して身構えた。
「先生、力抜いて…。」
「だっ…て…。う…ん…。」
倉真の言う通り呼吸を整え、体を少し楽にさせた。
「いい?」
美月はこくんと、頷いて彼を待った。
突如、突き上げる衝撃が電流のように美月に走った。
「っあ……!!!!あ…!はっ…!」
「激しくするよ!!」
倉真に抱き付いて衝撃から逃げようとしたが、ますます深く肉根に入っていったようだった。
「ぁっ!はあ…!ああ……あ!」
完全に倉真無しでは体を起こせなくなった。
快感が体に力を通わせるのを邪魔する。
「あ!!そこ!!!」
倉真は美月が口にした部分を徹底的に突き始めた。
「やぁああ!!やめ…あ…!!!!イク、イク、イっちゃう…!!」
「ぁあ…まだだよ先生!もっと速く!」
「あああ〜!!!倉真くん!…くらまくん!…くらま…く…!!!」
美月はこれ以上ない倉真の動きの速さに意識が飛びかけていた。