『うれしいなぁ…そんな風に言われると』 『変な兄妹(笑)』 『でも…よかった』 『ねえ…私の...
『今の私は一人身と同じ…あんまり刺激が強いのはダメです。』 『だから…余計に愛したい…』 『…...
数店が集まるスナックコーナー…昼食時をかろうじて越えた時間…落ち着きかけた混雑の中、ミスドの前のテ...
『どんな目してる?』『ちょっと危ない目』『お預けくらった犬の目だろ?』 携帯読んでオレを見ながら...
『律義でなきゃだめ。ドーナツ食べないの?』 『食べても味なんかわからん』 『なんで?』 『緊...
サキは身を縮めた。何気なく着て来た袖なしのTシャツ。今は露出した腕さえも両手で隠そうとした。 『...
お兄ちゃん…いつもいつも私の側にいてくれたお兄ちゃん…。なにも出来ない馬鹿な人だけど、私のために笑...
やめて…。そんな…。どうして…。イヤ…。頭の中で叫ぶも、声にならない。何故こんな目に…。 こん...
『にしても暑いですね〜。僕、暑いの苦手なんですよ。あ、お構いなく。』リビングのソファに浅く腰掛けた...
「十希!!」 ルナは様子のおかしかった十希を追い掛け、書斎に入った十希を、ドアの隙間から...